出産その2

着替え完了。なんだか人が集まってきているような。陣痛の呼吸法は学んでいなかった。いつの間にか入ってきている助産婦の言っている通りに痛い時は、赤ちゃんも苦しいから吐く『フー』痛くない時は、赤ちゃんの為に空気を吸う!

『痛い』
医者もいる!もう産まれるのかな?
『いい感じ!薬をワンショットいれるよ〜』
無痛の薬をいれられた!
足が麻痺してきた!

怖いなー!なんかでも出てきそうだな!
『うんちが出るところが熱くない?』と医者
『まだです、痛い』

医者が、旦那と母親にもう危険な状態なんで、帝王切開の覚悟の話をしている
『そうはさせない!こんなに怖い麻酔やら促進剤をしたんだ!』

とその時、また子宮から液体らしきものが、にょろ…
『赤ちゃんが降りてきているかも』
『うんちするところが熱い』医者が手を入れ始めた!

『もう産まれるよ』
医者が三人。助産婦が何人かいる!デカイ照明に照らされ始めた!
担当医は、『下から麻酔をまたしますよ!』

『はい』痛くてどうにでもしてくれ、という感じ。

もう1人の医者は私のお腹になにもなくなるように押している!
もう1人はなんか吸引機を持っているようにみえた。

麻酔で、陣痛はもうあまり分からなくなっている。
『麻酔がきいて痛みがわからないので〜先生頼りですよ』と担当医
『なんとなく痛みがきそうです』と私(麻酔であまり痛くない)

『もうどうにでもなれ』担当医が手を入れている。
『もう出たな』と思っていた時、もう1人の医者は吸引機!

『産まれた』『良かった』
助産婦が赤ちゃんを胸に乗せてくれた!

これがカンガル〜ケアか〜
良かった!

二重だ!私と同じくっきりほうれんせんがある!と確認ができた!
『産まれたんだ』『私生きている!良かった』

旦那も嬉しそうに、赤ちゃんをカメラで撮ってる!
こんな感じで私の出産は完了しました。

陣痛時間は3,4時間だったけど、怖い出産でした。
終わってから、医者が『血圧が陣痛時は200を超えていて妊娠高血圧症でも重症に入るレベルでした。』と聞いた時は、早く37週で産んで良かった。

『私が妊娠高血圧症なわけがない!早く退院させて!』と医者にいっていたが、退院させないで早く産むと決めてもらって良かった!
赤ちゃんは2000gで小さいけど、赤ちゃんの為にも良かったんだ!
感謝です!

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